令和8年2月14日(土)~15日(日)、大日ケ岳高鷲スノーパークSPゴンドラ山頂駅上部一帯において2025年度の雪山研修・講習会を開催しました。
開催概要
- 日時 2月14日(土)、15日(日)
- 会場 大日ケ岳 高鷲スノーパークSPゴンドラ山頂駅 上部一帯
救助・登攀コース









参加者の感想(登攀・救助コース)
今回、初めて雪山研修・講習会に申し込み、救助・登攀コースを受講させていただきました。
初日は主に雪崩で埋没者の掘り起こしと埋没体験、スタンディングアックスビレイと自己脱出を行いました。スタンディングアックスビレイからの自己脱出はいくつかのやり方があり、愛知岳連方式のやり方を学びました。これまでに練習した方法の中でも最も素早く出来る方法だと感じました。
初日の講習後は今夜泊まるための雪洞作り。しかし、掘っている途中から笹や木がでてきてしまい、これ以上堀る事が困難な状態に…。結局借りたブルーシートを屋根にしてなんとか泊まれる場所を作りました。これはいずれリベンジしたいと思いました。
2日目は要救助者の搬送と、スノーボラード、土嚢袋をつかった支点構築を行いました。
土嚢袋による支点構築は以前から学びたいと思っており、今回指導していただいた事で、土嚢袋の縛り方や、埋める土嚢袋の大きさや深さ、位置などをしっかり理解することが出来ました。
講習全体を通して感じたことは、ロープは解けないようにしっかり結べば良いものではないという事。大きな荷重がかかった場合、ロープの結び目が締まり解くことが困難になる。それに対して、簡単に解ける結び方を用いることで、素早く解除して要救助者を助けに行くことが出来るという事を学びました。
今回指導していただいた講師陣の皆様、参加者の皆様ありがとうございました。
日本山岳会東海支部 大橋 博子
縦走コース






参加者の感想(縦走コース)
大日ヶ岳にて行われた雪山講習会(縦走コース)に初めて参加しました。
初日は、屋内で少し座学を行った後、リフトにて登り、テント泊する所でまず、テントの設営を行う。その後は、滑落停止の練習。道具を使わない方法や、ピッケルを使用して停止の方法を学び、ピッケルの種類によって持ち方も違い勉強になりました。実際に場面を想定して、斜面を滑って停止の練習をするが、うまく止まれない時もあり、何度も練習。もし落ちてしまった時でも咄嗟にできるようにしておきたいと思う。
2日目。ビーコンの練習。捜索から発掘、掘り出しまで行いました。捜索中、登山者のビーコンに反応してしまう事があり、少し苦戦しました。次に1m程穴を掘り、弱層テストを行う。根本から崩れてしまい、全層雪崩が起こる可能性があるという事が分かりました。その後、掘った穴を使用し、埋没体験。30㎝程埋められました。うつ伏せになり雪が体の上に乗ってくると、じわじわと圧迫され身動きが取れなくなりました。外からの声は聞こえているが、恐怖です。上半身の雪を取ってもらうと自力で、起き上がる事はできました。逆に掘り出す方も行いましたが、プロープが人に当たった感触を感じたりと体験できました。他にはツエルト貼ったビバーグや搬送の練習も行い、盛り沢山の講習でした。実際にこのような状況に陥りたくありませんが、いざという時のために対応できる知識と技術をもっと身につけたいと思います。
豊橋山岳会 杉浦 美恵

