読図講習会2025を開催

企画委員会

5月25日(日)、猿投山周辺で読図講習会を開催しました。
午前中は初級コース、午後からはより登山道でないところを歩く割合が増える中級・上級コースです。
猿投棒の手ふれあい広場で開会式の後、全員でストレッチ、コンパスの基礎講座(コンパス1-2-3)を行いました。


初級コースの参加者は28名、2つのグループに分かれて猿投山の山域に移動して、7000分の1の地図に振られた番号の地点を順番に特徴物や等高線、方位などを基に特定しながら山道を進みました。
なぜその場所が地図上の番号の地点と判断できるかを講師が問い、参加者自身が考えて最後に講師の解説を聞くという講習です。


途中、登山道を離れる設定もあり、2時間半ほどで猿投棒の手ふれあい広場へ戻りました。
午後からの中級・上級コースには8名が参加ました。
今回はアルペンマウテンズ一社店のご支援により、参加賞のスポーツ飲料とアルペングループの店舗で使える割引券が配られました。

講評(講師 河合 芳尚)

今年度から午前中は初級~中級、午後は中級~上級とクラスを分けた。このため初級クラスの方から「昨年は分からなくても先に進んだが、今年はゆっくりできたのでよかった。」という声が聞けた。
また、上級クラスでは約6割を道ではない場所にルート設定したため、より地形を読むことに集中でき満足されていた。
参加人数も多かったので来年度に向けて愛知山岳内で講師アシスタントを養成し教える側の体制も整えていけばより一層充実した内容になっていくと思う。「教えることは学ぶこと」今回も私自身が勉強になりました。